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平和のともしびウォーク

一昨日の12月8日は、78年前に始まった太平洋戦争開戦の日でした。

この戦争の犠牲者は、その4年前に始まった日中戦争以降に戦死した軍人・軍属約230万人と、米軍の空襲や広島・長崎への原爆投下、沖縄戦で亡くなった民間人約80万人を合わせて約310万人にも上るといわれています。

これは日本人だけの犠牲者数で、日本が侵攻した近隣諸国や交戦国の犠牲者を加えると、その数は計り知れません。


この悲惨な戦争の開戦の日を忘れないように、二度と戦争を起こさないようにと祈りながら、名古屋では毎年12月8日に「平和のともしびウォーク」が行われています。
4つのコースに集まった人たちが、今池の公園をめざして手作りのともしびを持って歩きました。

私は、膝に違和感があるので歩くのは控えて、年金者組合のニュースに載せる写真を撮りに行ってきました。
年金者組合の人もたくさん歩いていました。
平和のともしびウォーク
「平和のともしびウォーク」で静かにアピールする人たち   地下鉄池下駅近くで

私の父親は、太平洋戦争中 南方戦線のスマトラへ動員されました。
私が中学生になってから、父親は晩酌するたびに戦地で重いマラリアにかかって死線をさまよったことや、戦友が死んだことなどをよく話してくれました。
父親の話を聞くたびに、そんな戦争は二度としてはいけないとの思いを強くしたものです。

私が加入している年金者組合千種支部は、400人の会員の平均年齢が76歳と高いため、防空壕に逃げ込んだり、空襲で焼け出されたなどの辛い戦争体験を持つ人が多数います。


戦後74年たって戦争を直接知っている人は少なくなりました。
戦争を繰り返さないためにも、戦争の悲惨さ、怖さ、辛さを後世に伝えていくことが大事だと思います。
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父親のこと

私は1949年生まれですから、悲惨な戦争は直接経験していません。

しかし、父親の戦争体験に接して、「平和が大切」という気持ちを子供の頃から持っていました。


18年前に亡くなった父親は、寡黙でまじめな人でした。
家で深酒をすると、戦地での過酷な出来事を子供の私によく話してくれたものです。

南方戦線のスマトラへ動員されて、重いマラリアにかかって死線をさまよったことや、同僚兵士が亡くなったことなどの辛かった話題が多かったように思います。

私はそんな話を聞くたびに「戦争はいやだね、つらかったね・・」と何度も話しかけましたが、父親はいつも「国のためだった。仕方がなかった」と繰り返すばかりでした。
そして、亡くなるまで戦争を否定することはありませんでした。

戦前の軍国主義が、父親をそんな心理状態にさせたのではないかと思います。


毎年この時期になると、私は父親のことを思い起こしながら、平和の大切さをあらためて考えます。

千種公園被爆塀
自宅近くの千種公園に保存されている戦争遺跡
空襲の弾痕を残す名古屋陸軍造兵廠 千種製造所のコンクリート塀

身近なところにある戦争の傷跡

私の自宅近くに、生々しい戦争の傷跡があります。
終戦から73年となる今日、あらためて2か所をご紹介したいと思います。

千種公園の被爆コンクリート塀
千種公園被爆塀
空襲の弾痕を残す名古屋陸軍造兵廠のコンクリート塀の一部

名古屋陸軍造兵廠 千種製造所の跡地の一部が、現在の千種公園になっています。
この工場で、太平洋戦争当時は航空機関砲や軽機関銃、小銃などを製造していました。

1945年に3回の空襲を受けて工場は壊滅し、69名が犠牲になったといわれています。
被爆コンクリート塀の近くにある慰霊碑には、「ここに涙あり されど平和は永遠に」と刻まれています。


城山八幡宮の被爆鳥居
城山八幡宮被爆鳥居
鳥居右側の柱と笠木に残る多数の爆撃の傷跡   コンクリートを埋めて補修されています

織田信秀が築いた末森城の城址に1936年に建てられたのが城山八幡宮です。
広小路通り側にある第一鳥居に残る傷跡は、1945年の名古屋大空襲によって被爆したものです。



太平洋戦争中、名古屋は63回の空襲に見舞われ、B29の来襲は2579機を数えたといいます。
この空襲によって7858名の方が亡くなりました。

戦争の悲惨さを後世に伝える戦争遺跡ともいうべきこのコンクリート塀と鳥居。

こうした戦争遺跡は徐々に減ってきていますが、平和の大切さを実感することができる貴重な場所となっています。

あの日から72年

アメリカ軍が広島、長崎に原爆を投下してから72年になります。

原爆は一瞬で街を破壊し、多くの人命を奪いました。
原爆が投下された年だけで、広島では14万人、長崎では7万4千人の方が亡くなったそうです。

核兵器は威力が大きいだけでなく、放射線を放つ点で大変残酷な兵器です。
放射線の影響で、被爆してから何十年も経って白血病やがんを発症するといいます。
米軍機が松山市上空より撮影したきのこ雲
米軍機が松山市上空から撮影したといわれる「きのこ雲」


画期的な「核兵器禁止条約」採択される
今年の原爆の日は、この恐ろしい核兵器を法的に禁止する「核兵器禁止条約」が国連で採択された直後に迎えました。
条約は、今年7月7日に国連加盟国の6割を超える122か国が賛成して、史上初めて採択されたのです。

被爆者の皆さんは、長年にわたって核兵器をなくす運動の先頭に立ってこられました。
つらい被爆体験を世界に向けて発信し続けてきた被爆者の活動が、多くの政府の代表者の心を揺り動かして、条約の採択に実を結んだといわれています。

条約は、核兵器の開発、保有、使用、使用の威嚇まで全てを禁止しています。
前文には、容認しがたい苦難を強いられた被爆者としてだけでなく、核兵器廃絶に欠かせない存在として被爆者が明記されています。


被爆国日本政府は条約を拒んでいるけど・・・
しかし、残念なことに、7月7日の条約採択の場に唯一の被爆国である日本政府の姿はありませんでした。

政府は「(条約は)核兵器国と非核兵器国の対立をいっそう深め、両者の協力を重視する我が国の立場に合致しない」(岸田前外相)などとして、核保有国とともに条約交渉をボイコットし、署名もしない方針だからです。

私は、核兵器廃絶を実現するには、核兵器保有国や核の傘の下にいる国の参加が大事なことではないかと思います。

今朝、広島市の平和記念公園で行われた「平和記念式典」の平和宣言で、松井広島市長は条約に次のように言及しています。
「日本政府には、核兵器禁止条約の締結促進を目指して、核保有国と非核保有国との橋渡し役に、本気で取り組んでいただきたい」と述べ、条約の採択に参加しなかった日本政府に対し、条約の締結促進に向けた努力を求めました。


政府は今までも、核兵器保有国と非保有国との橋渡しを自認してきました。
その役割を果たして、核兵器禁止が世界のルールになるように、条約への参加を真剣に考えてほしいものだと思います。

元気をもらった誕生会

昨日、年金者組合千種支部の誕生会に行ってきました。
誕生会は隔月に開催されていて、今回は1~2月生まれの会員が対象です。

会場は、千種公園に隣接している多目的ホール「うたの森」。
うたの森
会場の「うたの森」   2階は学童保育になっています   

50人ほどでいっぱいになる小さなホールですが、コーラスの練習や料理教室、会合などに幅広く利用されていて、新しい施設の割に低料金であることから、なかなか予約が取れない状況だそうです。


誕生会には、約30人が参加しました。
弁当とビールをいただきながら、笑いにつつまれて、なごやかに会は進行します。

1月に68歳になった私は年金者組合の中では若輩者で、今回参加された方の中には80歳を超える方も何人かおられました。
始めの自己紹介で、高齢の方がさまざまな想いや趣味のことなどを紹介されるたびにホーッという声が上がります。

自己紹介のあとは、ベトナム学生との交流を経験した会員のお話しタイム。
悠久のメコン
楽しいお話しに、爆笑の連続

みんなで歌うコーナーでは、トロイカやふるさとなど7曲ほどを楽しみました。
みんなで歌おう
伴奏は会員のギターで

年金者組合は、「楽しみ七分・活動三分」がモットーで、カラオケ、散策、卓球、料理、マージャン、歌声喫茶、読書、絵手紙、大正琴などの同好会活動を楽しみながら、年金削減や医療・介護などの負担増に反対し、高齢者が安心して暮らせる社会をめざして力を合わせています。


私は、3年半ほど前に年金者組合千種支部に加入して以来、役員の1人として毎月発行されている支部ニュースの編集に携わっています。
仕事をしていることもあって行事にはたまにしか参加できませんが、高齢の方がいきいきと元気に活動しておられる様子に接すると、私もがんばらなくちゃと思います。


誕生会で、84歳の会員のお話が心に残ったので、ご紹介します。
「年金者組合に入って18年になるが、楽しく参加させてもらっている。
楽しいのには三つの理由がある。
〇一つは、みんな優しくて平等なこと。
かつては社長や弁護士として活躍した人たちとも、肩書きなしの付き合いができる。
〇二つは、楽しい同好会活動がいっぱいあること。
いろんな楽しみ活動が待ち遠しい。
〇三つは、明るい明日をめざして、高齢者の生きがいとなる人生を歩めることだ。
高齢者に厳しい世の中だが、できる限りの力を尽くして良くしていきたい」


高齢会員の方々の前向きな姿を目の当たりにして、元気をいただいた誕生会となりました。
プロフィール

sinpo4

Author:sinpo4
○名古屋市在住○60歳台
○趣味:ギター、ドライブ
いつまでもギターを楽しめる平和な世の中が続くことを願っています。
こんなささやかな「あこがれ(浪漫)」を胸に、穏やか(メロー)な日々を送りたいものです。

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