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古川美術館で「愛知の工芸展」を楽しむ

地下鉄池下駅近くの古川美術館で、12日から特別展「愛知の工芸」が再開されました。
緊急事態宣言を受けて、4月10日で開催が打ち切られていた展覧会です。

自宅近くにあるので、今日自転車で行ってきました。
古川美術館
古川美術館正面   池下駅から徒歩3分、コンパクトな美術館です

県内の66人の作家が、陶芸、染織、漆芸、七宝などの作品を出展しています。

感染対策として、アーティストトークやギャラリートークは中止し、解説パネルが設けられました。
また、QRコードから作家のメッセージ文を読んだり、一部の作家は音声メッセージを聞くことができ、よく工夫されています。
愛知の工芸展
古川美術館1階の「愛知の工芸」展示室

出展作品は、いずれも作家の代表作ばかりで、とても見応えがあります。

特に印象に残ったのは、この焼き物です。
生地に施された極めて細かい線描が魅力だと思います。
流層文花器
柄沢あかりさんの「流層文花器」


すぐ近くにある分館の「為三郎記念館」は、実業家古川為三郎の邸宅として昭和初期に作られた建築物で、工芸展の第2会場となっています。
為三郎記念館
為三郎記念館入り口

広間からの庭園の眺めが抜群です。
為三郎記念館 館内
手前は、工事現場から出た砂などを陶芸にリサイクルした田中良和さんの作品

おすすめの展覧会です。
会期は、10月11日までです。
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横山美術館で明治以降の輸出陶磁器を鑑賞する

昨日、初めて横山美術館を訪問しました。

2017年10月にオープンした新しい美術館で、地下鉄東山線新栄町駅から北へ歩いて5分ほどの位置にあります。
横山美術館
横山美術館   名古屋市芸術創造センターの北隣にあります

この美術館は、理事長の横山博一氏が収集した、明治時代以降日本で作陶され海外に輸出された陶磁器(里帰り品)約3000点を公開するために設立されました。

名古屋市は、かつて海外へ輸出される陶磁器生産の一大拠点で、特にこの美術館がある東区には多くの陶磁器工場や貿易商社があったようです。
オールドノリタケ
オールドノリタケの「ジュール金盛薔薇図花瓶」

横山氏は、ニューヨーク在住の友人が持ち帰ったこの「ジュール金盛薔薇図花瓶」の美しさと精巧さに感動し、この職人技が現代の日本人に知られていないのはもったいないとコレクションを始めたそうです。


1~3階が常設展示室で、オールドノリタケなど約500点が展示されています。
4階は企画展示室で、7月19日まで「京焼・その技が歴史をつくる」が開催されています。

展示されている作品は、自由に撮影することができます。(フラッシュは禁止)
1階常設展示室
1階常設展示室   里帰りした輸出陶磁器の逸品が展示されています

企画展示室入り口には、京焼の上絵金彩花鳥図花瓶が飾られています。
京焼
二つの上絵金彩花鳥図花瓶(京焼)


緻密で美しい里帰り品を目の当たりすると、極めて高度な技術で制作されていることがよく分かります。

海外で高い人気を博したそうですが、納得の美しさです。

美術館で浮世絵版画の刷りを体験する

一昨日、恵那市の中山道広重美術館を見学しました。
恵那市は、千種区の自宅から中央道恵那インターまで1時間程度ですので、気軽に出かけられます。

中山道広重美術館は、恵那駅前の繁華街の一角にあります。
この美術館は、恵那市が浮世絵収集家から寄贈を受けた歌川広重の版画コレクションを展示するために、2001年に開館しました。

現在は「お江戸草花デザイン集」と題して企画展が催されています。
中山道広重美術館チラシ
中山道広重美術館の企画展チラシ

広重の「芙蓉」を始めとする花鳥画が多数展示されていて、草花の瑞々しい姿に目を奪われます。
見応えがある展示でした。

新型コロナの影響か、土曜日にもかかわらず見学者は私達夫婦だけだったので、ゆっくりと見学することができました。
マスク着用、検温、代表者の住所・氏名・電話番号記入などの感染対策が行われています。


企画展を見学したあと、無料で体験できる版画の試し刷りコーナーで遊んできました。
3種類ほど用意されている絵のうち、私は北斎の「神奈川沖浪裏」に挑戦してみました。

版木を模した樹脂製の版材にインクをローラーで塗って、バレンで刷っていきます。
5色刷りなので、慎重に紙の位置決めをして、5回繰り返します。
神奈川沖浪裏
私が刷った「神奈川沖浪裏」 

夢中になって挑戦しましたが、残念ながらインクの塗り方が不十分だったようです。
所々でかすれが出ています。

まあ、初めてのことだからこんな所でしょうか。


この美術館は、520円という低廉な観覧料で広重をたっぷり見学できる上に、浮世絵の試し刷りが楽しめるので、おすすめです。
広重の他に、ガレのランプやドームのガラス器も展示されています。

なお、毎週金曜日は観覧料無料となります。
地元企業がスポンサー料を負担する制度があるからです。

二つの美術館を巡る (その2)

2月中旬に、二つの美術展(愛知県美術館の「日展」と、松坂屋美術館の「セブンアーティスト展」)を見てきましたが、2月末にも二つの美術館を巡りました。

名古屋市美術館の「岸田劉生展」と、愛知県美術館の「コートールド美術館展」です。
今回は、1月に前売り券を購入していました。
美術館へは新聞の販売店からもらった招待券などで訪れることが大半なので、切符を買ったのは久しぶりになります。


まずは「岸田劉生展」。
岸田劉生の代表作の麗子像は、よく行くメナード美術館が何点か所蔵していて、何度か見たことがあります。
今回はさまざまな麗子像をはじめとして、自画像や肖像画など150点が展示されていました。

38歳と若くして亡くなったことや、娘の麗子が坐像の絵のモデルをしているときに、足が痛くなって我慢していたことなどがわかって興味深く見学することができました。
岸田劉生展
「岸田劉生展」入口パネル   左が「麗子坐像」 右が「黒き帽子の自画像」

見学した後で、ロビーで少し休憩しました。
置いてある椅子は名作椅子で、バルセロナチェアとワシリーチェアです。

世界の名作椅子だけあってデザインは素晴らしいと思います。
ただ、掛け心地はしっくりこないように感じました。
名古屋市美術館ロビー
名古屋市美術館ロビーの名作椅子
手前/1929年に発表されたバルセロナチェア
後方/1925年に発表されたワシリーチェア



続いて、「コートールド美術館展」です。
ロンドンのコートールド美術館は、マネ、ルノワール、セザンヌ、ドガ、モネ、ゴーガンなど世界の巨匠達の有名作品を多数所蔵している美術館です。

今回、美術館の改修工事が行われることになったため、日本で名作が見られることになりました。
コートールド美術館展
「コートールド美術館展」パネル   絵はマネ晩年の傑作「フォリー=ベルジェールのバー」

世界の名作約60点が一気に見られる機会はめったにありません。
といっても絵画に疎い私は、知らない作品の方が多いくらいです。

こんな時に助かるのが音声ガイドです。
今回もガイドを借りて、関心を持って名作を鑑賞することができました。

新型コロナの感染を心配して見学を避けた方が多かったのか、あまり混雑していませんでした。
ゆっくりと鑑賞することができて、よかったです。


なお、新型コロナの影響で、この「コートールド美術館展」は私が見学した直後の3月1日をもって急遽閉幕となりました。
名古屋市美術館の「岸田劉生展」は、もともと3月1日までの会期で、2日から4月上旬まで展示替え期間で休館中です。

二つの美術館を巡る

昨日、愛知県美術館の「日展」と、松坂屋美術館の「セブンアーティスト展」を見てきました。
両方とも今日までの会期です。

新聞販売店から、月末の集金のときにもらっていた招待券で行ってきました。
美術展チケット
日展とセブンアーティスト展の招待券

日展は3年ぶりの観覧になります。 

今回は、大半の作品を写真撮影することができました。
撮った写真は、営利目的以外ならSNSにも自由にアップしていいことになっています。

「いいなあ」と思って撮った内の2点を、ご紹介します。
日展洋画 大阪駅
大阪駅を描いた洋画作品   カラフルで詳細な描写が印象的でした

日展 彫刻
彫刻ではこの作品に惹きつけられました


一方、松坂屋美術館のセブンアーティスト展は若手作家7人による展覧会です。
日本画4人、洋画2人、版画1人というバラエティに富んだ競演で、楽しめました。


昼過ぎから2館を巡ったので駆け足の見学となりましたが、いずれも大作が多くて見応えがある展覧会でした。
プロフィール

sinpo4

Author:sinpo4
○名古屋市在住○60歳台
○趣味:ギター、ドライブ
いつまでもギターを楽しめる平和な世の中が続くことを願っています。
こんなささやかな「あこがれ(浪漫)」を胸に、穏やか(メロー)な日々を送りたいものです。

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